小学3年の時に建てた家はそれまで住んでいた家とは全く違うとても綺麗で大きな家でした。
新築の家は門から入ってすべてがキラキラ光っているようで本当に夢のような暮らしが始まったと思いました。

子供にとっては大人以上にワクワクした気持ちが強かったと思います。
そしてこのキラキラはずっと続くと思っていました。

しかしそれから30年たって、気が付けば廊下の木ははげて色が変わり、壁は焼けて色が変わっていました。
人が老いるように家ももちろん劣化してゆくのです。

寂しいと思いましたが、それも生きてきた証のようで誇らしくもありました。
しかし、両親は今後家を守ってゆく子供のためにもとリフォームをすることにしました。

ピータイルだったキッチンの床はフローリングに、木の色がはげていた廊下はすべて新しいフローリングに変えることにしました。
そして壁もすべて塗り替えることにしました。

工事が終わってみると、少し寂しいと思っていた気持ちは全くなくなり、家がまたキラキラと輝きだしたようで、小学生の時のあの気持ちがまた蘇りました。

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